患者さんや患者さん家族の立場に立った
安全で質の高い地域医療
殿田胃腸肛門病院は昭和55年に開院後、上記病院理念を実現すべく44年にわたり那賀地域の腹部、肛門疾患を中心とした消化器外科病院として地域医療を支えるという使命を実践してまいりました。59床の急性期病院ですが、回復期患者さんも数か月単位で療養して頂けるように努めています。
また、日本大腸肛門病学会の認定施設で(1)肛門手術はもちろん(2)消化器内視鏡学会専門医による上部消化管内視鏡検査鏡視下治療、全大腸内視鏡検査鏡視下治療(3)地域の高齢者施設からの急変患者の入院受け入れ(4)高次病院から自宅に戻るための準備入院(5)陰圧室を備えたコロナ感染症入院(6)がん終末期の緩和ケア(7)ご家族の介護負担軽減のためのレスパイト入院(8)新型コロナ、インフルエンザ、肺炎球菌ワクチン接種(9)職場検診、岩出市検診(10)同法人内の介護老人保健施設やすらぎ苑との連携など様々なご要望にお応えする体制を備えています。
これまで力を入れて取り組んできた手術、内視鏡治療、薬物治療に加え、令和3年からは経験豊富な理学療法士を招聘し廃用防止を目的としたリハビリにも力を入れています。
この様に当院では地域の開業医の先生方々からのご紹介、公立那賀病院、和歌山県立医科大学付属病院や日赤和歌山医療センターなどの基幹病院からの逆紹介で密な連携を図りつつ、より信頼される医療体制を築いてまいりたいと考えています。
常に患者さんやご家族の立場に立った安全で質の高い医療を皆様に提供できるよう努めてまいります。
令和6年4月